歯の豆知識
インプラントのメリットとデメリットとは
2021年2月11日
皆さん、こんにちは。しずくいし歯科医院です。
入れ歯、ブリッジと並び、義歯治療として選択される「インプラント治療」。
最近、とくに人気の高い義歯となっており、治療を導入している歯科医院も増えています。
今回は、そのインプラント治療のメリットとデメリットについてご説明いたします。
インプラント治療の最大のメリットは、「健康な歯に影響を与えない」ということです。
ブリッジは両隣の健康な歯も削る必要があり、部分入れ歯もほかの歯にバネをかけるため、健康な歯にも負担をかけてしまいます。
インプラントはほかの歯に負担をかけず、その部分だけで治療することが可能です。
また、インプラントは顎の骨にインプラント体を埋め込むため、天然歯のようにしっかり噛むことができます。
これが取り外し式の入れ歯の場合は、安定感が少ないために噛む力が弱くなってしまったり、食べ物が挟まってしまったりするため、天然歯のように食事をすることが難しくなってしまいます。
自然の歯に近いかみ心地が得られるということで、左右の噛み合わせのバランスが崩れないというメリットもあります。
さらに、見た目が自然なことも大きなメリットです。
ブリッジや入れ歯は保険診療の範囲で治療が可能ですが、使える素材がプラスチックのため、時間の経過で黄ばんできてしまったり、奥歯の場合には銀歯で目立ったりしてしまいます。
入れ歯はバネが見えて気になることもあります。
ほかにも、人間の骨は刺激を与えられなくなると、骨が吸収されて痩せてしまうことがあります。
ブリッジや入れ歯は骨とは直接繋がっていないため、この骨吸収が起こりやすくなりますが、インプラントの場合は、骨に直接噛む力が伝わることで骨を長持ちさせることができます。
インプラントのデメリットとは
インプラントの最大のデメリットは、費用が高くなることです。
インプラントは保険のきかない治療なので、保険診療が可能なブリッジや入れ歯に比べると治療費が高くなってしまいます。
また、あごの骨にインプラント体を埋める手術を行う必要があるので、肉体的な負担がかかり、
骨に定着するまでに3~6カ月程度と時間もかかってしまいます。
さらに、歯周病と同じような「インプラント周囲炎」を起こすことがあります。
歯周病と同じく初期症状があまりなく、進行すると最悪の場合は顎の骨を溶かしてしまいます。
ほかにも、インプラント治療は人工物と骨を直接結合させる治療のため、まれに身体がインプラントを「異物」と判断し、インプラントが結合せずに外れてしまうことがあります。
まとめ
このように、インプラント治療にもデメリットはありますが、メリットも多い魅力的な治療方法といえます。
当院ではカウンセリングと検査で、患者さんに最適な義歯をご提案いたします。
医院名 | しずくいし歯科医院 |
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院長 | 雫石 毅 |
所在地 | 〒562-0001大阪府箕面市箕面6-9-6 箕面しずくビル1F |
電話番号 | 072-724-8341 |
URL | https://www.8341shizuku.com/ |
業務内容 | 歯科・小児歯科・矯正歯科・ホワイトニング・予防歯科・歯周病治療・口腔外科・インプラント・義歯治療 |
説明 | 阪急箕面線「箕面駅」より徒歩5分、土曜も診療している歯医者【しずくいし歯科医院】です。当院では、安心して治療を受けていただくのはもちろん、リラックスしていただけるように、院内環境にリラクゼーション要素も取り入れ、「癒し」をテーマに患者の皆さまにとって居心地の良い医院作りを目指しています。 |